第3章:事業の「壁」を乗り越えるための具体的な対処法(停滞・危機)
事業は順風満帆ではない。必ず来る「行き詰まり」をどう乗り越えるか。
この章で学ぶこと
- 売上が止まる「魔の期間」の乗り越え方
- 20年間の重圧と向き合い続けた3つの秘訣
- 心身の健康管理が最も重要な「仕事」である理由
1.「売上が立たない」停滞期を乗り越える思考
起業後、必ず「ご祝儀相場」が終わり、売上がピタッと止まる「魔の期間」が訪れます。
📖筆者のリアル(飲食店)
・私も当然、この壁にぶつかりました。お客様がぱったり来なくなり、不安で眠れない夜を過ごしました。
・この時、私を支えたのが『スタートアッププラン』第4章でお伝えした「事業主としてのマインドセット」と「理念」です。
・「なぜ自分はこの事業を始めたのか?」「お客様にどんな価値を届けたいのか?」
・この停滞期にこそ理念に立ち返り、新メニュー試作、チラシ配り、HP更新といった基本的な施策を愚直に遂行し、思考と行動を止めないことが重要です。
2. 孤独な個人事業主の「メンタル」管理術
会社員時代と違い、事業主は「孤独」です。誰もあなたを管理してくれません。すべてが「自己責任」という重圧とどう向き合うか。
📖筆者のリアル(20年)
私が20年間、この重圧と向き合い続けてこられた秘訣は、以下の3点に集約されます。
- 生活の必要性(現実): 孤独や危機があろうと、まず「生活をしていかなければならない」という、事業主として最も基本的な現実を受け入れること。
- 退路を断つ覚悟(決意): 起業したからにはもう後戻りはできない、という強い覚悟を持つこと。
- 価値観のインプット(学び): 周りに同じ立場の相談相手がいなかったため、メンタルヘルスの一環として偉人の伝記や小説を読み、人生における多様な価値観を学び、自身の思考に取り入れ続けたこと。
素晴らしいビジネスモデルも、あなたが心身ともに健康でなければ継続できません。健康管理を含め、自分自身をマネジメントすることこそ、個人事業主の最も重要な仕事です。
